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【事業者インタビュー①】未利用資源を活用し地域の絆で商品開発 さらなる地域貢献を(株式会社半澤鶏卵 野口 貴江さん)

本年度はやまがたLFPとして、2つのプロジェクトを実施いたしました。
① 最上どりパウダーと米ぬかのピヨピヨパスタの開発
② 醸造用ぶどうの剰余分と西洋なし果汁残渣等を活用した新商品(発泡酒)の開発
各プロジェクト事業者の声として、今回は①のプロジェクトから、株式会社半澤鶏卵 野口 貴江さんにお話を伺いました。

今回、未利用資源の活用として取り上げたのは、米ぬかと、若鶏を粉末状に加工した最上どりパウダーです。
こめ油の圧搾時に生まれる米ぬかと、まだ認知度が低く活用方法を模索している最上どりパウダーをLFPの取組を通じて、パスタとして開発することができました。
米ぬかに多く含まれているGABAは認知症予防、最上どりパウダーに多く含まれているイミダゾールジペプチドは疲労回復の効果が期待できます。

パスタに使用した米ぬか(未利用資源)
地域には魅力的な商品がありながら売り方に悩みを抱えている事業者が多くいると思いますが、LFPの研修会で「未利用資源を活用した商品開発に取り組みたい」と同じ思いを持った事業者と出会ったことで、声掛けにとどまらず、実際に商品開発することができました。
未利用資源から新たな商品が生まれたことはもちろんですが、地域の絆によって商品が開発されたことは、素晴らしいことだと思います。
これで終わりではありません。今回の取組をきっかけに、地域貢献につなげていきたいと考えています。
